基本となる保湿ケア

アトピー性皮膚炎は原因が完全に究明されているわけではありませんので、治療方針としては、症状を緩和させて、生活を送るのに支障をきたさないようにするのが目標となります。アトピー肌の悪化を防ぎ、かゆみやかさつきを予防するための基本となるのが保湿ケアとなりますので、日々のスキンケアでお肌を保湿して保護してあげることが肝要です。アトピー肌に保湿スキンケアが効果的であるとする理由としては、そもそもアトピー肌はセラミドお肌の角質層における主成分が不足している状態で、お肌が本来持っているバリア機能が低下していることが挙げられます。

バリア機能が低下していると乾燥しやすいだけでなく、紫外線や衝撃などの体外からの刺激に弱くなってしまい、新たな湿疹や炎症を引き起こす原因になるため、保湿ケアによってバリア機能を補ってあげることが重要なのです。

保湿ケアには基礎化粧品を用いたり、ボディクリームを使用したりするのが一般的ですが、しかしながらこれが逆効果を招くケースもあるため注意が必要です。普段から使用している化粧品であったとしても、アトピーの症状が出たあとに使用すると化粧品自体が刺激と見なされてしまうケースもあります。できるだけ刺激の少ない、無添加なオイルや保湿クリームを選ぶようにしましょう。